2006年09月06日

貧困問題

『金銭を下付したり、税を免除する方法では、(この)困窮を救えないでしょう。まことに救済する秘訣は、彼らに与える金銭的援助をことごとく断ち切ることです。かような援助は、貪欲と怠け癖を引き起こし、しばしば人々の間に争いを起こすもとです。荒地は荒地自身のもつ資力によって開発されなければならず、貧困は自力で立ち直らせなくてはなりません。』

とは、二宮尊徳こと二宮金次郎の言葉だそうです。また、『自らが餓死する覚悟なくして、餓死を目前にした民を救済することはできない。』とも。。。今日の国際協力の有り様にも通じる言葉なのかも知れません。

ただ、荒地が自らの資力で立ち直るためには、そういう環境が必要でしょう。善なる動機による努力が正しい方策で為された時、その努力が報われる社会であること。悪しき手段を恥じて、善なる意思を讃える社会であること。

法は人が定めるものだし、善悪の基準も慣習により異なることがある。しかし、徳は万世に共通するのではないでしょうか。徳を尊ぶ生き方を目指したい。が、目の前のビールは飲みたい。
posted by yoshiharu at 21:00| Comment(0) | TrackBack(0) | philosophy | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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