2013年01月20日

ありがとう。

しばらくぶりにblogを書きます。

友人が天に召されました。その友人は病と闘っていましたが、辛さを微塵も見せずに、最期まで凛々しい姿でした。励ましのメールを送ると、返事が返ってきて逆に励まされました。本当に素敵な人でした。年末にお見舞いした時も、暖かい気遣いをしてもらって、落ち着いた時間を過ごせました。辛かったはずなのに、なんであんなに人に優しくできたんだろう。

故人の優しさは、その類いまれなる共感力によるものだったのだと思います。驚いたことに、痛み止めを飲むことで消されている『痛み』にまで、故人は想像力を働かせていました。この上なく素晴らしい笑顔を人に見せることができる人でした。あの笑顔に癒された人は多いだろうと思います。あの笑顔を見た人で、癒されない人はいなかったかも知れません。

滅多に弱気を見せなかった故人ですが、1度だけ『志半ばの半ば』という言葉で無念さを滲ませたことがありました。『身体を治して続きを全うしよう』とも、『充分にやり遂げたじゃないか』とも言えず、何も声をかけられなかったことが、少し悔やまれます。子供達の成長を見届けられないことが、2回目の『半ば』なのかなと思うので、その分は微力ながら残された我々が手伝いたいです。

もう返事が来ないのですね。あなたからの返事が楽しみでした。最期の半年間、メールをやりとりできたことが、私にとっては宝物です。あなたは、身を削って返事を書いてくれていたのですね。あなたが与えてくれた優しさのおかげで、私はこれからも強く生きて行くことができます。私の迷いを、私の自信を、私の挫折を、私の希望を、私の弱さを、私が進むべき道を、私が失った何かを、、、全てを肯定してくれましたね。

友よ、あなたが旅立つ数時間前に、私はメールを送りました。まさか、その日に旅立つとは思っていませんでした。もう返事はありません。あなたのことだから、返信できなかったことを悔やんでるかも知れませんが、そんな心配は無用です。あなたからは既に充分すぎるほどの返信をもらってます。もう大丈夫。今まで甘えさせてもらって、本当にありがとう。どうか安らかにおやすみ下さい。

故人の冥福を慎んでお祈りし、以上をもって、私なりの弔辞とさせて頂きます。
posted by yoshiharu at 01:15| Comment(0) | TrackBack(0) | trip | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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